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老後に支障をきたす「老後圧迫型ローン」

2011.10.21

35歳のCさんは、3000万円を35年返済で借りました。金利は完済まで変わらない長期固定型で、3%。毎月返済額は約8万5000円です。長期固定型でこの尤も金利は下がらないのですから、返済額が増える心配はなし。返済額アップという予測は埋まっていませんでも……。35歳のCさんが35年返済で借りたのですから、ローンを返し終えるのは70歳のとき。60歳でリタイアするとしたら、その時点で約1200万円ものローンが残ってしまいます。

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Cさんの年代では、年金が支給されるのは65歳から。60歳から65歳までは年金がゼロですから、雇用延長や再雇用などで60歳以降も頑張って仕事を続けるとしても、収入ダウンは避けられません。そんな状況で60歳以降も返済を続けるのは、かなり大変そうです。団塊以上の世代では、退職金でローンの残りを一括完済するというパターンも少なくありませんでしたが、Cさんの年金の支給が65歳からであることや、支給額が減る可能性を考えると、退職金の多くがローン返済に消えていくのは避けたいところ。このローンは、地雷こそ抱えていないものの、老後に支障をきたす「老後圧迫型ローン」といえますね。