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長周期地震動で「家具は破壊マシーンと化す」!

2011.11.04

超高層マンションならではの地震の揺れが研究者の間で懸念とともに注目されている。これを長周期地震動という。地震動(地震時の地面の揺れ)には、短周期型と長周期型の2つのタイプがある短周期型の地震動は周期が0.1秒から2、3秒程度で、「ガタガタッ」と小刻みに揺れて、長距離には伝わりにくい。これに対して、長周期型の地震波は周期が2、3秒から20秒程度で、ユラユラとゆっくり揺れて、長距離を伝わる性質がある。これとは別に、建物にも揺れの周期がある。

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揺れが往復する時間は決まっていて、その時間を建物の固有周期と呼ぶ。固有周期は建物が高くなるほど長くなる。そして、地震動の周期と建物の固有周期とが一致すると、両行は共振して大きく揺れてしまうのだ。これが、長周期地震動だ。「短周期地震動は低い建物を共振させ、長周期地震動は超高層ビルを共振させます。たとえば、阪神・淡路大震災は周期0.9秒の短周期地震動でしたので、高さ45メートルの鉄筋コンクリート造ビルと共振しました。一方、想定されている南海地震では、大阪の都心は周期4.8秒の長周期地震動に襲われるので、高さ160メートルの鉄筋造ビルと共振するとされています」と語るのは建築ジャーナリスト。