「期間短縮型」で繰上げ返済する場合、繰上げ返済する金額はすべて元金に充当される。そこで約508万円の一部繰上げ返済を行うと、これは96回分の元金に相当する。つまり、96回、ちょうど8年分返済期間を短縮できるわけだ。本来なら、この96回の間に支払う金額は、10万5249円×96回の計算で約1010万円になる。それを約508万円の繰上げ返済でカバーできるわけだから、1010万円1508万円で約502万円もトクできる計算だ。
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しかも、元金が減っているので、3年後に金利が4%になったとしても、返済額は12万3304円に抑えることができる。当初の返済額10万5249円に対して増額率は17.2%にとどまる。このまま放置したときの22.8%のアップに比べるとかなりラクになる。しかも、一部繰上げ返済によって期間が短縮されているので、残りの返済期間はこの時点から22年になる。仮にその後4%で金利が変わらなかった場合には残りの総返済額は、12万3304円×12か月×22年で約3255万円になる。これに対して、繰上げ返済しない場合には、19万3286円×12か月×30年の約4438万円。その差額は1183万円にも達する。一部繰上げ返済で508万円投じているから、それを差し引いても675万円のトクになる。繰上げ返済でトクして、金利上昇による返済額増額幅を圧縮し、しかも残りの返済期間が短くなるという精神的な安心感も得ることかできる。一石二鳥どころか、一石三鳥もの効果か期待できるわけだ。ここでは、メリッ卜が分かりやすいように、少し多めの508万円の繰上げ返済としたが、金額が少ない場合でもそれなりの効果があるので、ぜひとも頭に入れておきたい点だ。
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