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アサガオ復活への主張

2011.11.18

小学生の頃、今の子供たちはどうか知らないが、学校でウンコをするのは恥ずかしいこととされていた。男子便所にも大用ブースはもちろんあったが、よほどセッパつまらないかぎり入らない。このことは山国信州だけかとも思ったが、東京育ちの人に聞いても同じというから、少なくともある時期の日本の少年文化だったのである。小と大に決定的な差を見ていたのだ。小は土手に並んで遠くまで飛ばしっこしたり、ひっかけっこしたり、みんなで共有する楽しいものなのに、大の方は、共同体の目の光っているところでは知られるのすら恥ずかしい。

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小は公然、大は非公然。それは少年だけ、男だけ、との声が元少女の読者の皆さんからあがるかもしれない。たしかに、学校では、いや学校以外でも、現代の女性に、大と小を分けて考える場も機会も幸か不幸か与えられていないから、そう思うのは当然だが、かつては女性だって、小は公然、大は非公然状態だった。昭和二十年代の田舎では、おばあさんが、田んぼのあぜ道の上で、公然と着物の裾をたくし上げて、後ろ向きに立ち小便する姿を見かけることができた。それは田舎の未開な習慣と思って、安心してはいけない。イギリスだかの由緒ある全寮制の女子校では、今でも昔ながらの小の伝統が堅持されているという。